院長の症例日記

ゴルフによる肘の痛み

50代男性

【主訴】
ゴルフのプレー中にダフってしまい、右肘内側を痛める。

【状態】
元々右肘の外側に少し痛みがあり、手首を曲げたり反らせたりすると痛みが増していた。
ゴルフ中もかばいながらプレーしていたところでダフってしまい、その瞬間からクラブを
握るだけでも右肘の内側に痛みが現れるようになった。

【施術】
受傷直後ではなかったが、患部(右肘内側)に若干の熱感があったのでアイッシング。
前腕の筋群に緊張がみられたので徒手療法で筋緊張を緩和させる。
それでも掌を強く握らせると肘の周辺にいたみを感じるので、
高周波治療を行ない、痛みを過敏に感じている神経を落ち着かせ、筋の動き、関節の運動を正常な状態に戻した。

【結果】
一回目の施術直後から翌日にかけては痛みが引き、拳を握ってもそれ程痛みは出なかった。
翌日の夜になって少し痛みが戻り、拳を握ると痛みがあった。ペインスケールは10→7くらい。
3日後に再度同じ施術を行ない、やはり施術直後は痛みが軽減し手首や肘を動かしても痛みは感じなかった。翌日の夜になっても前回ほどの痛みの戻りはなかったが、ペインスケールでいうと10→5程度。
その後は数日経つと痛みが戻って、施術で良くなってを繰り返しているが、痛みは徐々に小さくなっている。

【考察】
痛みが引いては出てを繰り返すのでご本人に確認したところ、時々打ちっ放しに練習に行っていることが判明。定期的にラウンドもあるので、なかなか安静にできない。ゴルフによる肘の損傷は一回痛めてしまうと完全に痛みがとれるまで時間が掛かるので、根気よく治療を続けることが大事。慢性化させてしまうと日常のちょっとした動きでも痛みを感じてしまうので、そうなる前に完治させないと今後のプレーにも影響が出ることを本人に説明し、テーピングやサポーターも使用しながら治療を続けている。